Ties CD 演奏者紹介 因幡由紀 Inaba Yuki (Vocal)

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Ties-2  ” You can hear a lark somewhere ” は

ヴォーカリスト因幡由紀のアルバムです。

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彼女は広島を拠点に活動、というほどの演奏活動をしていない、

もっというとプロの演奏家、という名を冠して良いのか?という程度の

演奏活動しかしていません。

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でも、もちろん、Jazz Club などで告知すればおおよそFull House に

なるほどのファンはいます。

一般には全く知られていませんし、聴く耳の無い方は彼女の素晴らしさにも

気付かないかもしれません。

もちろん、好みもございますので、ひとそれぞれですけれど。

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18歳の頃の彼女が広島でそろっと歌を歌い始めた頃、

彼女の知人が「こんな子がいるんだけれど、一緒にやってくれ」という

メールをくれました。

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その頃、今以上にものを知らないわたしも

「やりたいんなら直接自分で云ってくれば良いし、

ちゃんと意思を持って現場に出ないとダメだと思う」的な

メールを仲介の方と本人にも送ったのがはじまりでした。

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今でもなのですが、彼女の歌に魅力を感じた人間は

こうやって支援しようとして、でも本人がぽや~ん、としているので、

何かとかみ合わないですけれど、

(何せ、わたしがそのミイラ取りのミイラ状態ですから)

そのせいで、本人もわたしとやり取りして「何だか勝手に

怒られた・・・」状態だったようです。

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あとで丁寧にやり取りして、その後一緒にライブをするようになりました。

その頃から素晴らしい歌を歌っていて、一撃でやられました。

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素晴らしいギタリストの小田原政広さんとともに、

彼女の小さいライブから、ホーンセクション、コーラスを入れたライブまで

企画してやっていたのが懐かしいくらい時間が経ってしまいました。

その頃あたりの写真かな??

因幡由紀 プロフィール写真  

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もともとはマライヤ・キャリー、ホイットニー・ヒューストンなどを聴いて育って、

その手の張り上げ・歌い上げ系のRhythm Music にはとてもフィットしていましたが、

いまではそれを知る人も少なくなって・・・

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そう、時間が経っていろいろなことを彼女も経験し、

弾き語りなどもはじめて、レパートリーも広がり、

そして、体の使い方を意識して、合気道などもはじめて世界を広げていきました。

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と、普通ならばそれで羽ばたいていくんですが、

逆により「自然に」という方向に行ってしまうのがこれまたわたしを

こういうアルバム制作に向かわせてしまいます。

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数少ない仕事をほとんど断ってしまって、自宅に籠って

おうちミュージシャンと化してしまうわけです。

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「いや~ほんと、家じゃ我ながら良いな~って

思うんだけれど、人前出ると、も~全然思うとおりに

歌えないし、私ピアノへたくそだし~」って本人の談話です。

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で、張り上げて声量ある歌も歌えるけれど、

「体を使えば出せるけれど、結果無理して出しても

いろいろバランスが崩れるからそういうのはあんまりやらない」

となってますます地味な歌い手さん、と思われるわけです。

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そんな彼女の魅力を最大限に出してアルバムを作りたい、というのが

この企画のスタートでした。

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家で気が向いたときに歌っているような、そんな感じで聴けるアルバム、

それを作りたかったわけです。

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わたしも興に乗れば、曲によっては勝手に吹く、

この曲はピアノ難しいな~と由紀さんが思えば

鳥岡さんに弾いてもらう、そんな内容なのです。

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録音のときには彼女はステージを走り回って、

寝転がって、リラックスしてやっておりました。

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わたしとしてはその自然な状態をすべて収録したかったのですが、

なかなか録音としてはそれが上手くいかないので、

一応、これでも多少はよそ行きの部分が切り取られましたが、

あの現場にいたようなイメージで聴くと一層面白いものです。

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彼女の発声のトレーニングなどもとても意味あるのですが、

自分があまり他人に積極的にトレーニングを教えるタイプでは無いので、

近くにいるひとも何故か高い金を払って遠いひとに習っているという

不条理。

でも、それでいいな、と。

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わかるひとが、好きな人が大切にする、それでいい歌い手なのです。

因幡由紀写真 補

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実はこれからしばらくは広島を離れることになっている因幡由紀。

近畿地区に居を構えると思いますが、下手するとスーパーのレジとか

打っているかもしれません。

歌もうたうかもしれないけれど、どうなるか。

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定期的に広島には戻ってレッスンや演奏をしてもらう予定でおりますが。

いままでも知らないひとばかりの、演奏もほとんどしないひとでしたから、

これからもそのペースで。

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でも、このTies のアルバムはきっと聴いた方はジャズ・ヴォーカルのお気に入りの

ひとつになると信じております。

もしかすると、かなりのベストと思ってもらえるかも、とも。

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ちなみに、ピアノは楽曲によって彼女が弾いたり、鳥岡さんが弾いたりしております。

自分がピアノが下手だから、と云っておりますが、

彼女のピアノと鳥岡さんのピアノを聞き分けられたら、それもすごいですよ!

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ただ、これまた彼女の逸話として、

あんまりにも自分のピアノが拙いので、という理由で

弾き語りの演奏中にめそめそと泣き出したこともあります。

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逆に客席失笑でした。だって、それまでも良かったから。

そんなちょっとわけのわからない、でも私にとって、最高の歌手なのです。

皆様にとってそうなることを願って。

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滅多に更新されませんし、もしかするといまにでも止める!って

言い出すかもしれませんが、因幡由紀のBlog です。

http://blog.goo.ne.jp/yukikatougi

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そして、彼女は歌のレッスンもしております。

個人でも取っていますので、是非ご連絡ください。

一応、わたしが一旦窓口になりますね。

藤井政美 fjm@live.jp  までお気軽にどうぞ!

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そして、最後に。

彼女の歌はすごいので、サックス4重奏で伴奏をする、という

プロジェクトをやっております。

わたしも所属するCarrefour Saxophone Quartet にて、

数年前にPorgy & Bess の楽曲を歌うというプロジェクトを成功させていますが、

今度はPat Metheny の楽曲をサックス4重奏で吹き込むというCD を作成中なのですが、

そこで一曲歌ってもらっています。

乞うご期待!!

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So near and yet so far ~ Ties-1  producer’s note

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この度はお買い上げありがとうございます。

制作した立場でこのアルバム” So near and yet so far  ” の楽曲などについて

記しておきます。

(演奏者 鳥岡香里については前投稿の

「演奏者紹介」をご参照くださいませ)

https://fujiimasami.wordpress.com/2015/04/12/ties-cd-%e6%bc%94%e5%a5%8f%e8%80%85%e7%b4%b9%e4%bb%8b%e3%80%80%e9%b3%a5%e5%b2%a1%e9%a6%99%e9%87%8c%e3%80%80torioka-kaori-%e3%80%80/

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1. When lights are low  (Benny Carter)

フレッチャー・ヘンダーソン楽団以来のJazz Giant 、Benny Carter は

現在のBig Band の歴史を作ってきたり、Alto Sax , Trumpet , Vocal など

広い分野で活躍した素晴らしい功績を残しております。

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作曲作品も名曲が数多く、スタンダードとして知られているのですが、

なかでもこの曲は屈指でしょう。

Miles Davis がCookin’ にて演奏しているバージョンは

ジャケットにはミスクレジットでJust Squeeze Me となっていますが

まさしくこの曲。

特に聴きどころは、前曲のTune Up からほぼ切れ目無しくらいのタイミングで

マイルスがメロディに突入するところです。ゾクゾクします。

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ただし、そのステキなマイルスバージョンはAABAというメロディ構成のなかの

Bパートがオリジナルのメロディ・コード進行とは異なって単純化されていました。

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それをオリジナルのものにして演奏しているのが我々のバージョンです。

補足ですが、本当の自分にとってのこの曲のオススメは

June Christy のJune’s got rhythm というアルバムB面冒頭のそれです。

このアルバムからジャズ・ヴォーカルの世界に入った、私的記念アルバムなのです。

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通常、CDというものは楽曲の収録順序とアルバムの構成 曲順とはまったく関係無いもので、

よくレビューなどで「1曲目は堅い感じだが3曲目あたりから徐々にほぐれ・・・」的な

ことが目に入りますが、ライブならばともかく、CDなどでは

よほどのことが無い限り、必ず再構成しております。

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ですがこの曲に関しては今回のレコーディングの最初に軽く録りはじめたものを

使っています。

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2. I wish you love (Charles Trenet)

こちらの曲は3/4拍子に鳥岡さんが編曲したものです。

比較的新しい楽曲で、ヴォーカリストがよく取り上げます。

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彼女のハーモニー構成は特段、すごく個性的ということは無いのですが、

美しく、楽曲のもつ魅力をストレートに伝えてくれる素晴らしさがあります。

この曲にはそれが詰まっています。

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3. Ave Maria 

同じくこの曲もCaccini 作曲と伝えられるのですが、鳥岡さんのアレンジです。

楽曲のもつ美しさなどが永井コージ氏のコラージュと相まって、

アルバムを体現する曲となっているように感じております。

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いろいろな楽器で演奏してみたのですが、

Baritone Sax のチェロ的な音色を活かすのが最も良いと実感して

直接的にはこのDuoをBaritone Sax で続けることの大きな理由になっている

曲でもあります。

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ここで録音について書くと、今回の録音は広島市東区の東区民文化センター・スタジオ1

にて収録いたしました。

いわゆる、小ホールです。

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クラシックの演奏家などに大変、評判の良いホールで、響きが美しいため

今回使ってみました。

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共通の友人である奥田治義氏のアルバムの録音でもこの会場を選定して録音があり、

わたしも鳥岡さんもそれぞれソロで参加しております。

http://ameblo.jp/halbpray/entry-11943874377.html

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その際に録音を担当された笹田大三郎氏の録音の手腕が非常に印象的で、

楽器、ホールの自然な響きをうまく捉えてくれました。

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今回のCDもTies-1、2とも、同じ環境で笹田氏に任せて収録していただきました。

このTies-1 と2枚目の因幡由紀のヴォーカルアルバムとは

若干の相違はあるのですが、それはまた2のnote に書いておきましょう。

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録音ということについていえば、作品となるにあたって、

ピアノの響きの美しさに如何にBaritone Sax を揃えるかが

焦点となります。

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そしてあえて、off center でマイクからすこし外れて吹いたりする音を

入れてもらおうかとも思ったのですが、その試みはまた別のアルバムにて。

同じ響きのなかにいる、というのがこのアルバムの狙いとなりました。

たまにサックスのメカノイズなどが乗っておりますが、それも感じ取っていただけましたら。

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4. Without a song (Vincent Youmans ) 

この曲については何よりもSonny Rollins のThe Bridge 冒頭の曲、という印象。

鳥岡さんが持参したアレンジのものです。

基本、楽曲は持ち寄りで、なんとなくやってみて決まるのですが、

良い楽曲の提示をいただけることばかりです。

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そして、こちらも補足ですが、そのBridge の演奏は本当に素晴らしく、

Sonny Rollins がJim Hall のソロの後に入ってきてから

In tempo になる部分、エンディングテーマの最後で転調して終わること、

すべてが音楽の喜びに満ち溢れた最上の作品です。

機会あれば是非、ご堪能くださいませ!

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5. Running Sands (John Surman) 

イギリスの素晴らしいBaritone Sax , Soprano Sax 奏者のジョン・サーマンの楽曲。

この曲をそのままアルバム・タイトルにしたいくらいの

イメージの膨らむ名前です。

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楽曲を知るには色々な手段がありますが、

優れた音楽家と共演することによって、新曲を教えてもらうというのがあります。

この曲は新潟のベーシストでジャズ研究家の早川潤氏から

紹介されたことで知った曲でした。

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もとの演奏は聴いたことが無いというのは多々あることで、

それぞれの演奏者が自分のイメージで楽曲を構成していくのですが、

その行程が楽しみでもあります。

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鳥岡さんはやはりステキに構成してくれています。

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新潟の早川氏を出したならばこの男に触れざるを得ません。

もともと、Duo という構成を追及していくときに

ずっと相棒だったピアニストが新潟の故・二野明でした。

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彼と共にこのRunning Sands 新津の二野実家のピアノで

ハーモニーを確認したときのことなどを思い出したり、

タイトルとともに色々思うことも多いものです。

村上・楽屋 Duo3

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6. Rocker (Gerry Mulligan)

Birth of the cool クールの誕生 はマイルス・ディビスの名盤として

名高いのですが、このアルバムが良い、とおもえるのはかなりの

聴きこみが必要でしょう。

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わたしも数年間、ずっとカセットテープを流しっぱなしにして

ようやく愛聴盤となりました。すべての曲が細部まで歌えるようになると

このアルバムの素晴らしさが聴こえてきます。

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そのクールの誕生に収録されていることと、

Charlie Parker with strings でも演奏されていて

覚えたのがこのRocker です。

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こちらも補足。

C.Parker with strings では当初、この曲はI’ll remember April と

表記されておりました。

もちろん、誤りなのですが、Parker のアドリブの出だしにこの

曲のメロディを引用してスタートするため、その間違いが

引き起こったと思われます。

面白いことではありますし、そのせいもあって、印象的な内容です。

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大編成の楽曲をDuo などで再構成する、というのが

わたしがDuo 編成で楽しみとしている狙いでもあります。

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他にも数曲録音しておりますが、

満足いく演奏にまで達せず。

録り直しも1回やったのですが、それもイマみっつ・・・

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と思ったのが、そもそも気軽なジャズクラブのDuo からはじめたことでもあるし、

取り繕った演奏を収録するのではなく、

こういうものだ、という姿を淡々と出していこう、というのが狙いでもあるので、

「上手くいきそうで、でももうあとちょい!」という気分をそのままタイトルにいたしました。

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それが So near and yet so far の意味です。

でも、それくらいならば、良いんじゃない!?という意味もこめて。

次にまた繋がるのがいいです。これからもこのシリーズが続きますように。

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最後に、 楽器について書くと、ピアノはKawai 、サックスはYamaha YBS-62 です。

このBaritone Sax は25年くらい前から広島市内の吹奏楽のバンドを渡り歩いてきて、

結果、わたしの手元に来たものです。

えらく比重の重い楽器ですが、今回の録音でもいろいろ使い辛さもありながら、

可愛い相棒という感じ。

MP はSelmer Soloist C☆☆ の古いもの、Reed はヴァンドレン・トラディショナルの3・1/2を

使用しております。

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Ties CD 演奏者紹介 鳥岡香里 Torioka Kaori  

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Ties-1 Ties-2 ともに演奏に加わってくれている

ピアニストの鳥岡香里を紹介しましょう。

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彼女自身のプロフィールでは以下の通りに。

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4歳よりピアノを習い始める。

大学のジャズサークルでジャズピアノを勉強し、演奏活動を始める。
学生時代にニューヨークにてバリー・ハリスのジャズワークショップに参加。
2009年よりトリオ「ロス・チフラードス」にてタンゴ演奏にも取り組んでいる。
現在広島市内を中心にJAZZライブハウス、ホテル、結婚式、イベント等で幅広く活躍中である。

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われわれのプロフィールと同じく、なんのことやらよくわからない内容です。

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そう、彼女に限りませんが華々しいプロフィールの記載が無いと

どんな演奏家なんてよくわかりません。

でも、逆に言うと、華々しい(しく見える、というほうが適切かもしれません・・・・)

プロフィールも実際には何の内容も無いのは同じだったりします。

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要は、広島を中心にジャズ、タンゴその他の音楽の演奏活動をしている、という程度のことが

書いてあるわけですね。

  .

で、制作者・共演者としての私から見ると、

大変にセンシティブで、音色の美しい演奏家、というのが最も重要なポイントです。

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演奏が上手い人という時点でも、実際にはなかなか地方都市には難しい要件ですが、

そこに好みも加わってくると、良い音楽家というのは

かなり稀有の存在になります。

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広島市域で言えば、なかにし隆さん、ゆみゆみさん、全然ご一緒することがございませんが、下本さん、折重さんなどがバーサタイルな演奏にご活躍していらっしゃる名手。

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どの方も素晴らしいです。

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そういう方々と伍して、よりその美しいハーモニーと音色で、

着実に評価を積み上げていっているのが鳥岡さん。

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考えてみると彼女が最初に広島で演奏活動を始めた頃からの

知り合いでもあります。

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いまは亡き、川端恒二氏に師事して、ひとを介して(沼本さんだったかな?)

紹介されて会ったのが最初。14年くらい前かな?

トランペッター・山本巧美が広島の若手音楽家を集めたBig Band 

” The Great Jazz Masters Orch. ”  というのがあって、

私や吉岡洋充(Drums)といった職業演奏家とともに多くの同世代の仲間が集って

いい音楽をやっていました。

そのバンドの3代目のピアニストになってもらったのが最初です。

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そこから何となく一緒になることもありましたが、

ここ数年、急激なほどの深化を遂げてくれています。

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今回の演奏でも彼女のソロは素晴らしいのに、わたしのソロがダメすぎて

NGにした演奏もございました。

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その意味では彼女の真価がまだまだ伝えきれていないのが心残り、という面もあります。

が、それも含めて、完結できないのが人生ですので!!

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今回のこのシリーズの嚆矢に彼女とのDuo を持ってきたのは

色々理由はありますが、彼女の評価がまったく定まっていないからこそ、

CDで聴いていただけたらという気持ちも有ります。

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あとはベーシスト・奥田治義氏との邂逅、

Jazz Live Comin で定期的に演奏を繰り返す中で

多くの心ある方々から励ましを受けたこと、

これらが力となっての作品への結晶でした。  .

  

鳥岡香里 フ ロフィール1

こちらが鳥岡さんのBlog です。

http://blog.livedoor.jp/kaoritorioka/
HP もございます。

http://kaoritorioka.weebly.com/

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これからが本当に楽しみな素晴らしい演奏家です。

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種種お問い合わせなどはこちらへお気軽に!

fjm@live.jp   藤井政美まで

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Ties  Producer’s note デザイン編

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わたくし、藤井政美の企画CDシリーズ Ties の第一弾アルバムは

鳥岡香里(Piano) とのDuo で

タイトルは ” So near and yet so far ” となっております。

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こちらにはこのアルバムに興味を持っていただいた方に

制作意図などを書かせていただこうとおもっております。

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通常、CDには歌詞カードをはじめとした解説、ライナーノーツが

付きます。

今回、付けても良かったのですが、細かい字で書いても

あんまり見る方もいらっしゃらないだろうし、

こうして検索などしてたどり着いてくださった方々が

ご覧になっていただくので良いかな?と思い、Blog での

紹介とさせていただきました。

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こと左様に、今回のシリーズには

何となくこうしてみたかった、という意図がちりばめられております。

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そりゃ誰しも自分でアルバムを作るときには沢山の思いをこめるものでしょうし、

普通のそういうものとなんら変わらないのですが、

多少の話でもあったほうが、聴くのや観るのに良いかな?と。

   

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実は演奏のこと以上に意識したのはアートワークや

シリーズ化する、ということになります。

  

一般になんでもコンセプトというのが重視されるような世の中ですし、

確かに一貫した意図はあるのですけれど、

実はコンセプトという「括り」的なものはあまり意図しておりません。

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コンセプトで縛るとしたら、それは目に見えない

わたしの美意識でしかありません。

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その美意識が思うのはジャケットは徹底的に

「デザイナーの好きにさせる」ということです。

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タイトルを入れるとかリーダー名を入れるとか、

演奏者の写真を使うとか、そういうことを一切なしにして、

場合によっては内容を知らずともイメージ先行で制作してもらい、

独立した作品として一人歩きできるようにしてもらいたい、

という希望なのです。

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このシリーズは連作にする予定なので、トータルな統一をもたせるために、

デザインの総合監修を納島正弘氏に一任。

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ジャケットは紙ジャケット・見開きとして、

表紙を各デザイナーに一任、

開いた裏のデータ表記を納島氏に御願いすることにいたしました。

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広島という場所だけにこだわるわけではないのですが、

まずは身近で素晴らしい!とデザイナーたちが認める方々に

それぞれお願いして行きたい、と。

  

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それが連作になったらカッコ良い、というまさしく「見た目重視」路線でございます。

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自分じゃできないから、人の力をお借りして、最高のものを引き出したいわけです。

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音楽以上に、デザインの力をすごく重んじる、それはいままで色々なCDなどを観てきて、

ただの演奏者の写真などを適当にジャケットの顔にするのは絶対にやめたい、

という私の強い意向でもあるのです。

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低レベルの妥協と残念な自己顕示欲の融合した状態が最も避けたい姿でした。

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もちろん、これがフランシス・ウルフとかウィリアム・クラックストンなどの手にかかる

ジャズ・グレイツ達ならば絵にもなりましょうが・・・・

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ともかく、一作目の作品が永井コージ氏から来たときには

足が震えました。

こちらがそのジャケットです。

Nagai koji album art20150406

見開きで、右がいわゆるオモテですが、

左がオモテ、と感じる方もいらっしゃるでしょう。

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タイトルも入っていませんから(背中には入っていますが小さいですしね)

それこそ、どちらが表紙でもいいのです。

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これを広げておいてもらうのが狙い。

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永井コージさんについてはこちらがWeb Site です。

http://allezcircus.wix.com/allezcircus2014
  

ALLEZ CIRCUS GALLERY にて

作品展の予定もございます。

日時:2015年4月16日木曜日ー25日土曜日 1:00pm-7:00pm です。

  

そして、Ties-2 は ” You can hear a lark somewhere ….  ” 

というタイトル、因幡由紀のヴォーカルアルバムとなります。

わたしは2曲のみの参加。

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ジャケットデザインはデザイン監修の納島正弘氏本人が自ら手がけるよう

依頼、この仕上がりです!!

こちらは音源つきでご紹介しましょう。

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どこをとっても上質なデザインです。

  

今後のTiesのデザイン・ストーリーが気になっております。

皆様も、是非手にとって部屋に飾ってくださいませ!

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ご注文お問い合わせは fjm@live.jp  藤井政美まで

値段は私の主催するジャズ・クラブなどのライブにいらしていただいた場合は

1500円とさせていただきます。

 

その他の直接のご注文などはひとまず2000円とさせていただきますので、

ご了承くださいませ。

ただし、オープン価格なので、現在はその値段付け、ということでございます。

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CDの音楽や内容につきましてはまた次回以降、投稿させていただきます!

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プロモーション Ave Maria 紹介

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2015年4月10日辺りに発売となります、Ties のCD第一弾、

So near and yet so far の収録曲を、そのジャケットとともにご覧頂く

プロモーションフィルムを簡単ながら作成しました。

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収録曲は全部で6曲ですが、そのなかから永井コージ氏の素晴らしい

コラージュ・アートを駆使したジャケットとぴったりのAve Maria を使って

みました。

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このAve Maria はカッチーニ作曲とされていますが、比較的最近の作品なのでは?

という説も根強いようです。今回は鳥岡香里さんのアレンジに基づいて

演奏しております。

  

Baritone Sax 藤井政美  

Piano 鳥岡香里 

のDuo のアルバムです。

録音は笹田大三郎氏。

ジャケットは永井コージ氏 http://allezcircus.wix.com/allezcircus2014

デザイン監修は納島正弘氏 https://www.facebook.com/LOCAL.DESIGN.LABO

オープン価格ですので、まだ価格未定です。

 

私の主宰するジャズ・クラブでの演奏にいらしていただいた方は

1500円で当面は販売させていただきます。

  

通販などの場合はまたあらためて価格をご案内申し上げます。

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ひとまず、ご覧くださいませ!

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藤井政美へのご連絡はこちらへお気軽にメールくださいませ。

fjm@live.jp   藤井 政美 

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こちらはTies のロゴです。

ライブの広報などにはこちらをご使用くださいますとありがたく思っております。

  

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幸せ Ties たまご 詰め合わせ ~ Doors of life ~

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ブログなんてものを書く時点で「自分好き」の傾向はあるように思います。

冷静にかえりみれば誰しも自分への屈折した愛情が根底にあって、

その発露がいろいろな形に昇華して行動になっているのだろうな、と。

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ただ、わたしはどうにも自分をそんなに肯定できることが無いので、

これが屈折した発露になるのでしょうけれど、

自意識過剰な状態になっていて、演奏に関わること以外で世の中に

晒されるのはなかなかに苦手です。

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そういうことが得意になるためには、幼少~青春期にかけての

社会的なトレーニングの成果のような気がします。

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要は、世の中の不特定に祝福されてきたとより多く実感してこられた方々の

得意技のような、そんな気がするのですか、

これも自意識過剰なのか?

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ともかくも、自分が自分が!!と前に出しまくる仕事をしていながらも、

音楽演奏以外の手段ではそれは極力避けたい、と思う習慣が身についております。

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なので、誕生日などはまったく個人的なこととして、他人様にも自分も

あまり行事として祝福などはせずにおります。

そこからすこし進んでしまって(こじらせて??)慶弔ともに、

極力関わらないようにしたい、という考えに至るわけでは

これは単なる自分だけの考えであろうため、

なるべく最低限は関わってはおりますが・・・失礼あるときもどうぞお許しくださいませ。

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先日、そんなわけで年男になる誕生日をふっと迎えておりましたが、

普通にJazz Club での演奏があり、いつもの通り、

特に誕生日とかの話もなく、でも力をいれてその日を

演奏させていただきました。

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その際に、ご来場の和泉さまより、この広島ジャズ界隈で有名な

ノベルティたまご、わたしは幸せたまご、と呼んでおりますが、

この特別詰め合わせを頂くことがございました。

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写真の通り、2バージョン。

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プレゼンター和泉さんは奥ゆかしく、こういう困った性格のわたしをよくご存知なため、

目立たぬように誕生日の印を小さくいれてくださっておりますが、

ここ最近、わたしが勝手に進めている企画 Ties のことを取り上げてくださって、

そのキック・オフ記念でのたまご作製ということにして下さっております。

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まことに感謝。

まことに感謝、でございます。(大切なことなので二度ほど書きました)

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多くの皆様に支えていただき、こうして励ましていただいて

48年という歳月を祝福していただいてきた、とあらためて感謝させていただきました。

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さきほど、そのように幼少期から習慣となっていない云々としましたが、

現実には両親をはじめとして、多くの方々の有形無形のお力添えあっての

人生であることは云うまでもございません。

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色々な方に恩を返していくことが必要にもかかわらず、

なかなかその行動が形に現れませんけれど、

今後の人生はなるべくその形をとっていけるように

自分に少し課して行きたいと思っているところです。

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話は少し代わって、そういうことも含めて、喜寿を迎えた

両親を揃って祝いの旅に誘っておりました。

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が、さすがわが親。肝心なところで体調不良、片方のみの参加となって、

なんとも締らない間の抜けたことになってしまいました。

しかし、こういうことにつけても思うのは、

人生は上手く行かないのが普通だな、とつくづく。

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何でもかんでも100%完全に行ったことなんか、考えてみると無いな、と。

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必ずどこかに災いのタネはあって、形を変えて現れて。

でも、その一方、確実に良いことも現れてきて。

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禍福は糾える縄の如しといつも思うとおり、

いいこともわることも連なりながら、それぞれのタイミングでやってきます。

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ties のCD シリーズ、1作目のタイトルは So near and yet so far としましたが、

上手く行きそうで行かない、っていう言葉はまさしく自分の人生全体の

キーワードだな、とも。

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それを受け止めていくことがとても楽しいことになってきておりますし、

なにより勝率が6~7割くらいならば、一般的には優勝アベレージですから、

わたしも実感、3~4割くらいのトラブル頻度を考えれば、

上出来だろ?と思っています。

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いつも思うのですが、さほど音楽的にトレーニングをしたわけでもない、

才能も無い人間が、ハリボテの状態で必死にここまでやれるだけでも

有り難いばかり。

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さまざまな扉を色々な方々のお蔭で開けていただけて

色々な楽しみを教えていただけていること、

そのなかのいくつかは上手く行かないこともありますけれど、

この人生の扉をこれからも、他の方々のために自分も開けていけるように

しないといけません。

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和泉さんが色々と広島の音楽家のために開いてくださる扉に

こころから感謝をして。

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東京・中野の産みの親とともに、広島には多くの育ての親がおります。

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M.Fujii Produce Collection Ties シリーズ 制作意図 その2

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いい歳になると誰も褒めてくれないので

ちょっと自画自賛というか、このタイトルのプロジェクトについて

書いてみましょう。

  

以前も書きましたが、自分の作品を残すということには

何のこだわりも無かったので、いままではリーダーアルバムなんて

つくろうなんて思うことはありませんでした。

  

が、このところさまざま背景はありますが、自分の思うとおりの作品を

作ってみたいな、と思い制作中です。

  

その「思うとおり」にはいくつか考えが凝縮されています。

  

いくつか今回のシリーズの特徴を挙げると

・ 一般的な流れと思われる選曲のならびは無視

・  CD 1枚の収録時間を短くしてレコード片面くらい

・  力の入った楽曲作品ではなく、気楽なリラックスした内容に

・ それぞれの奏者のリーダーアルバムでは出せないような局面を切りとる

 

で、ここまでは正直、要は作り過ぎないようにしたい、ということが

特徴なのですね。

押し出し強く、どうだ!という内容は要らないな、ということです。

時間も少なくていい。物足りないくらいにしたい。

  

その代わり、入れ物はしっかりとしたいのです。

ですので、納島正弘氏に監修を御願いして、

さまざまなデザイナーに1作ごとにジャケット・デザインを

担当してもらおうと思っています。

 

誰しも自分が作る作品に強い意志があると思いますが、

わたしは音楽は音楽そのものの転がる先に任せたいと思っています。

  

自分は演奏をしますけれど、空気感を共有するのが自分の目指すところで、

その意識の大半は「完成」を目指しているわけでは無いのだ、と

気付いていました。

  

CD作品というものの持つ、完結性がどうもそぐわないと思っていたから

いままで避けてきたのでしょう。

  

その点でいえば、このプロジェクトはまったく完成を意図していないものです。

  

レコーディング作品として成立しうるようなものはまったく考えていません。

淡々と録り、淡々と流れていってほしい音楽です。

  

で、そのパッケージだけはその音楽以上に生きてほしいな、という願いがあります。

  

ジャケットには単体の作品としてデザイナーの力を傾注してほしいと

何の縛りもせずに(クレジットの有り無しも含めて)自由につくっていただこうと

思っています。

  

不遜ながら、自分のできる限り、デザインの力を引き出したい、とも。

  

商業の世界に生きる表現者同士、その苦しみと理想をせめて共有したい、という

願いです。

  

なので、今回は出来うる限り、縛りの無くしたいので、

自分の資金でできるところまで地味ながら制作していこうとおもうのです。

   

そして、販売もすべてそれぞれの目の届くところで売りたい、と。

  

全てマスに挑戦した、というか挑戦ほどの意味もインパクトも無い行動ですが、

そういうプロジェクトです。

  

ライナーノーツも封入しませんので、このブログ(Fujii Masami Space )にて

1枚づつのライナーを書きます。

  

全ては自分の思うとおりにする、そしていままで思っていた

何となく破れない透明な普遍性を少し向こうに追いやりたいと

思っています。

  

あ、内容は至ってシンプル、普通ですよ、念のため。

制作の意識とか、そういうことです。

  

Ties というプロジェクト、まずは2015年春に最初の2枚を

出します。

1枚はわたしと鳥岡香里さんとのDuo ,

ここではバリトン・サックスのみを吹いております。

もう1枚はわたしが思う、いままで出逢った歌手で最高の存在、

因幡由紀のアルバムです。

わたしjは2曲だけソプラノ・サックスで参加しております。

弾き語りであったり、鳥岡さんにピアノを弾いてもらったり。

  

ともかく、シンプルな内容ですが、絶対オススメ、とさせていただきます!

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こちらはTies-1 のクレジット。

Ties-1 inner

こちらが Ties-2 のクレジット。

Ties-2 inner

このデザインはシリーズ監修の納島正弘氏

  

そして、1枚目のジャケットデザインは永井コージ氏に。

これはちょっと足が震えたデザインがきました。

  

2枚目は監修の納島正弘氏に自ら担当してもらいます。

出来上がりが楽しみ。

  

皆様にもいろいろとご期待くださいませ。

   

その他、ご質問、レッスンのお問い合わせはわたくし 藤井政美までお気軽にどうぞ!!

メールは fjm@live.jp です!

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